ずいぶんとお久しぶりです。
ほっけです。
夏休みの工作でもしようか、ということで段ボールを素材にメリーゴーランドを作ってみました。
動力は人力、機械仕掛けがわかりやすいような見てくれを目指しました。
手回しの歯車からメリーゴーランド本体に回転を伝達。本体の回転に応じてピニオンが進み、ラックと噛み合ってウマの上下運動に変換する仕組みです。
動画もあげました
以下、製作過程と各部詳細です。
まずは普通の段ボールに水を染ませて片面を剥がし、巻き段ボールにします。
巻きダンより固いので片面段ボールと表現したほうがしっくりきますね。
あとは切ったり貼ったりします。というか段ボールは切るか貼る以外の選択肢はありませんね。
まずはメインの回転部分から。
一部を重ね合わせてスムースに繋げます。
ウマの上下運動用歯車の軸受け部分を貼ります。
ボンドが乾いてからミスに気づきました。
上の図の右側の形状にすれば把持部分が長くなり、かつ歯車との干渉がありませんね。
今更剥がせないので応急措置的に角を落としておきました。
続いてウマの上下運動のための歯車を作ります。
歯数は10枚と12枚の2種類。12枚の方はそれぞれクランク長が異なります。
周期の差と振幅の差で、各ウマがランダムに動いているように見せるのが狙いです。
軸はつまようじ。
ここで土台の製作です。
110*150
文庫サイズです。
軸受け部分を2ヶ所と、ラック、脱落防止の支持を貼り付けました。
右のしょぼいのが動力用です。
動力用の歯車
ツマミをつかんで回します。
ここまでのものを組み合わせると
だいたいこうなります。
動力用の歯車がついた段階での写真は撮り忘れました。
重量はピニオンラックで受け止めますから、本体と土台は接触せずに少し浮いています。
続いて、ウマを上下運動させるためのリンク部分を製作していきます。
支柱
パーツを切り出して
組み立てるとこうなりました。
平行四辺形のリンクのやつです。
続いては折り紙。
剥がした段ボールの片割れです。
ムリ。
なんとか2体折りました。
もうひとつは別の折り方で。サイズをミスりましたが、さらに追加で折る元気は残っていませんでした。
それぞれ、小松英夫氏、川畑文昭氏の作品です。
ウマにリンクと接続するためのシャフトとクランク用の部品を取り付けます
組み立て。
完成。
結構しっかり噛み合ってくれます。
ラックも引っ掛かりなくスムーズに回りました。
最後に、設計図らしきサムシング。きたない。