こんにちは、ほっけです。
事の発端は100均でゆらゆらするやつをながめていた時でした。
「ガワが違うと周期が違うのはわかるが、内部部品をそれぞれのガワに合わせて調節しているとは思えない。」
キャラクターは数種類かあり、それぞれ形状が異なるため、重心位置などもそれぞれで別なはず。だからといって中の発振回路の周期をそれぞれに用意しているとも思えない。
ということでいくつか買ってきましたところ、中の基盤は全て同じものっぽい。
異なるのは錘までの長さと、諸々。
左のものは招き猫でやたらと周期が短かったのですが、振り子の長さはもちろん、頭にネジをつけてモーメントでの変化を持たせていました。
回路は同じものを使っても、振り子の長さや錘をいじることで任意の周期で揺らすことができる。この発振回路は磁場の変化にリアクションしているのだ、という結論に至り、ならば頭の錘の位置を調節してメトロノームができるな、そろそろミクの日だな、曲のテンポに合わせてネギでも振らせようか、と設計して印刷しまして。
まだ3Dプリンターの性格をつかみきれておらず、ゴミを量産しがちです。寝ている間に8時間の出力よろしくね、って起きたらサポート材だけがあったとかね。あれは膝から崩れました。
とにかく、すべての部品を出力して色をのせたところまではよかったんです。
色塗りはめちゃくちゃがんばったのでほめてほしい。
で、組み立てたら動かない。
どうやら軸の摩擦抵抗が大きすぎるらしい。
ならばとベアリングを付けるも、動かず。
ならばならばと電源を太陽電池からUSB給電に変更するも、動かず。
軸を丸棒にするとパワー不足で動かなくなるのでこれはもう諦めます pic.twitter.com/rAZ0Wj0GdE
— ほっけ (@hocke_mk) 2022年3月7日
針金を軸にしたらさすがに動きましたが、かろうじてなんとか振り子だけども、これにネギを振らせる余力は無さそう。
というわけでニコニコ技術部部員を名乗りながらいまだにネギを振ることすらできないままでいます。
これはちょっと悔しいのともったいないのでそのうち再挑戦します。
ではまた。